高血圧による病気
高血圧に自覚症状はありません。血圧を測定してみなければ血圧の状態を知ることはできず、自覚症状から高血圧を発見することはできません。しかし、血圧が高いまま放置しておくと、全身に障害が現れる危険性があります。まず引き起こされるのは動脈硬化。全身の動脈壁の肥厚、硬化が進み、その結果さまざまな病気が現れます。
心臓を動かす筋肉に影響を与え、心臓肥大を起こしたり、冠状動脈硬化で狭心症や心筋梗塞などの心臓病を起こします。
脳動脈の硬化で脳硬塞や脳出血を起こします。
細い血管が集中している腎臓の血管が肥厚すると、血液の濾過ができなくなり、尿がでなくなったり、体内の老廃物の処理ができなくなり、尿毒症を引き起こしたりします。
治療方法
軽い高血圧の場合は、食事や運動を中心にした療法が行なわれます。それでも血圧が下がらない場合や合併症がある場合、重症の場合は降圧剤が処方されます。降圧剤にはいろいろなタイプがありますが、主に使われているのは利尿剤、カルシウム拮抗剤、ACE阻害剤、ベータブロッカーの4種類です。それぞれに作用、副作用が違うので、医師の説明を十分受ける事が必要です。また、副作用と思われる症状があったら、すぐに医師に相談しましょう。薬の中には、中断すると急に血圧が上がる作用のあるものがあるので自己判断して勝手にやめると危険な場合があります。
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