血圧
血圧は心臓から送り出された血液が動脈を押す圧力のことをいいます。よく水圧にたとえられますが、水圧が低いと水の出が悪いように、適度に血圧がないと血液の循環が悪くなります。心臓が拡張と収縮を繰り返して血液を送りだしているわけですが、その拍動のたびに血圧は上がったり下がったりを繰り返します。いちばん高い値を最大血圧、最高血圧、上の血圧、収縮期血圧などとも呼ばれます。一番低い値を最小血圧、最低血圧、下の血圧、拡張期血圧などとも呼ばれます。血圧を知る上でいちばん重要なのは、血圧は常に変動するということです。個人差があるのはもちろんのこと、体の状態によっても変化し、季節的な変動も見られます。一般には夏に低く、冬は高く、安静にしているときや眠っているときは低く、興奮したり緊張したりしたとき、運動、ストレス、興奮したときに高くなるという傾向があります。しかし、高血圧の患者さんでは夜間でも下がらない場合もあるので、自分の血圧の傾向を知るということが大切です。また、医師の前で測るときだけ高血圧を示すということもよくあります。白衣性高血圧などと呼ばれていますが、医師の前で緊張するために血圧が上がるので、自分で測って自分の血圧の傾向を知るということも、健康を管理するうえで有効です。自分で測った血圧値を医師にみせ、助言を受けると良いでしょう。1回測った血圧が高い、低いと一喜一憂するのではなく、自分の傾向を知って対策を考えることが必要です。血圧に関してはWHOの定めた数値が世界共通の基準となっています。その基準によると、高血圧は最大血圧160mmHg以上、あるいは最小血圧95mmHg以上の場合、正常血圧は最大血圧140mmHg以下、最小血圧90mmHg以下の場合をいいます。
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